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JTC ブログ 翻訳発注時のヒント 豆知識 2025.09.12

BtoB SNS活用の基礎知識
― プラットフォーム選びと海外発信のヒント

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皆さまこんにちは。
日経クロストレンドが好きな営業企画部のSです。
日経クロストレンド|https://xtrend.nikkei.com/?i_cid=nbpnxr_breadcrumb

最近、SNSから派生しているヒット商品のニュースをテレビでよく目にして
気になっています。
私自身はあまりSNSには時間を割いていませんが、
新商品がSNS上で人気に火が付いたり、古い本がSNS上で急に認知が広がり重版になったりすることあるようなので、SNSマーケティングについて調べてみました。

今回は弊社も分類されるBtoBビジネスにおけるSNSマーケティングについて、
「BtoB SNS活用の基礎知識 ― プラットフォーム選びと海外発信のヒント」と題して
ご紹介します。

BtoB SNSマーケティングの特徴

企業間取引を表すBtoB(Business to Business)へのマーケティングは、消費者と直接応対するBtoC(Business to Consumer)よりも成果が出るのに時間がかかると言われています。
購入までの意思決定プロセスや金額・予算など、BtoCのように個人が自己判断でサッと購入するようにはいかないことがその一因です。

そのような理由から、BtoBのSNSマーケティングは、
BtoCと比べて「即購買」よりも「信頼獲得・リード獲得」をひとまずの目標とし、
定期的な発信・ブランディングで「信頼できる存在」と思われ購入へ至ることが最終ゴールとなります。

プラットフォーム選び

• LinkedIn:世界的に王道。採用・人材交流だけでなく、業界情報やホワイトペーパーの拡散に有効
• X(旧Twitter):最新情報や業界ニュースの共有や即時性に強みがあります
• Facebook:グループ機能を活かしたコミュニティ形成に向いています。海外ではBtoB利用も多く見られます
• YouTube:テキストでなく動画なので、より多面的な情報発信ができます

「自社の顧客がどこにいるか」を基準に選ぶことが重要です。

投稿するコンテンツ戦略

• 専門性をアピール
技術解説、業界トレンド、課題解決ノウハウなど、信頼を積み上げるのが目的
• 事例・実績紹介
こちらも信頼構築のために「どの企業が導入して成果を出したか」を具体的に見せると効果的です
• 資料・ホワイトペーパー誘導
SNS → ダウンロードページへ誘導し、リード(見込み顧客)獲得につなげます
• 動画活用
導入前後の比較や顧客インタビューは文字より伝わりやすく、「お客様の声」は信頼性を高めます。

信頼性のある専門コンテンツを定期的に発信し、
リード獲得につながる導線を設計し、
双方向のコミュニケーションで関係構築を深める

この3本柱がポイントです。

最後の双方向のコミュニケーションにおいては
とにかくSNS上でのプレゼンス(インプレッション数)を高めるために、
・毎日有益情報を発信する!
・投稿に「いいね」をしてくれた人を逃がさない!
・その方たちの属性をチェックし、彼らに向けた有益情報をUPしていく!
・コメントの返信はマメに、できる限り素早く反応する!など

反応してくれた方たちに向けて、常に素早く喜ばれるアクションが必要とされるようです。

接触回数が増えれば好感度も相関していくという行動心理学でいうところのザイオンス効果を元に、コミュニケーションを重ねていくと、より効果的なSNS運用になるようです。

引用:ザイオンス効果とは?デキるビジネスパーソンは皆使っている!? | PINTO! | 株式会社PLAN-B|https://www.plan-b.co.jp/blog/marketing/11267/

海外に向けたBtoB SNSマーケティングなら

ここまでBtoBのSNSマーケティングをご紹介しましたが、
弊社のビジネスに関連する海外へのBtoB・SNSマーケティングとなると
国内とどのような違いがあるのでしょうか。

まずプラットフォームですが、
LinkedInが圧倒的に強く、海外のBtoBマーケティングでは最優先といってよいです。
Facebookとの強みの違いを見てみます。

LinkedInの強み
・職種・役職・業界でターゲティングが容易
・企業決裁者や意思決定層が多く、アクセスがダイレクト
・広告機能(LinkedIn Ads)も精度が高く、ターゲット業界を絞ってリード獲得が可能

Facebookの強み
・海外では依然として、多いビジネス利用(特にアジア、欧州)
・「会社ページ」は審査があり、信頼感の獲得
・Facebook広告は国・地域・業種でセグメント別に出稿が可能


Facebook はLinkedInの次点ですが、国や業界によっては大きな効果があるようです。

最優先は LinkedIn(特に欧米・グローバル市場)、
Facebookは補助的に有効(アジア圏やコミュニティ形成)
と、捉えると良いでしょう。

ここまで、BtoBビジネスにおけるSNS活用の基礎知識として、プラットフォーム選びと海外発信のポイントをご紹介しました。

おわりに


海外向けのSNS活用では、言語や文化の違いをどう越えるかが大きな課題となります。

日本翻訳センターは、60年以上にわたり翻訳・多言語対応の経験を活かし、企業の広報やマーケティング活動をサポートしてまいりました。

現時点ではSNSそのものの運用サポートは行っておりませんが、
これまでの実績を基盤に、
今後はSNSを含めたマーケティング周辺でもお役に立てるよう、
取り組みを進めております。

ぜひブログやサービスアップデートをお楽しみにしていただけますと幸甚です。

おわり

関連ブログ
え? その言葉、英語ネイティブに通じない?! – 日本翻訳センター|https://www.jtc.co.jp/blog/20231013_japaneseenglish/
ご存じですか?英文ライティングのルール4 – 日本翻訳センター|https://www.jtc.co.jp/blog/20240112_english_writing4/
ご存じですか?英文ライティングのルール3 – 日本翻訳センター|https://www.jtc.co.jp/blog/20230526_english_writing3/
ご存じですか?英文ライティングのルール2 – 日本翻訳センター|https://www.jtc.co.jp/blog/20220311_english_writing/
ご存知ですか? 英文ライティングのルール – 日本翻訳センター|https://www.jtc.co.jp/blog/20210813_english_writing/

参照
“企業のnote”を育てるSNS運用代行屋がSNSマーケティングの解説やってみた|アサヒ@累計85社のnote運用代行 |https://note.com/b_writing/n/nf5a154579d68
Twitterでマーケターの名言を100個集めてみたら学びしかなかった話|清水カツヒロ@マネーフォワード|https://note.com/shizuka_m/n/n2cf17e06dffb

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