2024年現在、好調なインバウンド!
その内訳とは!
皆さま、こんにちは。
インバウンド消費額5兆円突破。と知って小躍りしている営業企画部のSです。
本日は好調の「インバウンド消費」がどのような内容なのか、迫ってみました。
2024年現在、好調なインバウンド! その内訳とは!
1. インバウンド消費の概況
2. インバウンド消費の内訳
3. 翻訳会社でお手伝いできること
1. インバウンド消費の概況
2500万人、コロナ前の8割まで回復。
人数は8割にとどまりながら、消費額は最高額の5兆円を突破。
宿泊費が1兆8289億、買い物は1兆3954億。
インバウンド消費が過去最高5兆円超 2023年、人数2506万人 – 日本経済新聞 (nikkei.com)
コト消費に注目が集まってはいるものの、
消費金額の内訳を追ってみると、
消費額としては、コト消費の5倍の規模で買い物消費されているようです。
2.インバウンド消費の内訳
出典 観光庁
参考2 国籍・地域(21区分)別 費目別1人1回当たり旅行消費単価 (パッケージツアー参加費内訳含む)001734816.xls
上記の表のように、1人1回あたりの旅行における消費額は
娯楽費に対して 買い物代はその5倍ほど。
衣類、靴、カバン革製品、 が約1万円、
こちらについでお菓子が8000円ほど。
お菓子が人気かと思いきや、衣服 靴などファッションが消費されています。
実際には、円安の影響でハイブランドを買っているということでしょうか。
それとも日本のデザイン・商品を買っていただいているのでしょうか。
そこまでは、はっきりと調査できませんが、
ただ単に円安の恩恵をうけてハイブランドが日本で買われているだけとすると、
日本の魅力を海外の方へ伝えきれていないのでは?と感じてしまいます。
出典
みずほリサーチ&テクノロジーズ : 2024年のインバウンド見通し ─ 19年を超える訪日客数・単価を維持、消費総額は7兆円超に ─
コト消費の目的には、
「日本の酒を飲む」「日本の日常生活体験」「テーマパーク」「四季の体感」
「映画・アニメ縁の地を訪問」「美術館・博物館・動植物園・水族館」があります。
映画・アニメコンテンツの聖地巡礼という現象は、外国の方にも共通しているのですね。
日本のアニメは世界的にも評価が高いので、更なる活況を期待したいところですが、
コト消費は拡大傾向でも、地方への訪問は縮小しているようです。
3.翻訳会社でお手伝いできること
地方に如何にインバウンドの集客ができるか。
米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)の「24年に行くべき52カ所」に選ばれた山口市は多言語対応に力を入れていて、
駅や観光案内所に翻訳機能を持つ端末を今後配備する予定。
市内のキャッシュレス対応もすすめ、
同市は「少しでも(訪日客の)ストレスを軽減できることに取り組む」計画のようです。
インバウンド消費が過去最高5兆円超 2023年、人数2506万人 – 日本経済新聞
また、こちらのサイトでは日本の文化体験を紹介していています。
Wabunka | Private Tours & Expert-Led Experiences in Japan
こちらでは、現地で言語サポートがあるようですが、
言語の話者サポートが提供されていない体験場所もあるかと思います。
そんな時は、サービスメニューだけでも英語版をご用意できると、
より多くのインバウンド旅行者へ体験価値をアピールできます。
なお、そのような際は、
観光分野の翻訳を得意とする当社、日本翻訳センターへ、
ぜひお問い合わせくださいませ。
山口市の取り組みのように、インバウンド客の周遊利便性の向上とともに、
上記サイトのように、提供するコンテンツの充実という両輪でしっかりアピールしたいですね。
おわり
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