豆知識

豆知識 2022.02.10

初めての中国出張!
気をつけたい7つのポイント

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こんにちは、日本翻訳センター営業企画部のSと申します。

若かりし頃、年4回ほど中国出張をしていた時期がありました。
私の実体験・過去の過ちから、
慣れない中国出張で気をつけたいポイントを7つ紹介させていただきます。

初めての中国出張、
手配は現地の方に手厚くサポートしてもらいたいところですが、
様々な都合から、ご自身で出張を手配しないといけなくなってしまった方、
ぜひ一度、本ブログ記事をご覧ください。

◆ ホテルの予約をしたのに、予約が入っていなかった
◆ 中国のWi-Fiは充実。携帯電話 の海外用simは不要?
◆ お会計の際のクレジットカード
◆ ホテルの部屋の保証金?
◆ タクシーの運転手にホテル名が通じない?
◆ 電圧の違いでドライヤー小爆発
◆ 中国で携帯電話を紛失したら…

ホテルの予約をしたのに、予約が入っていなかった

15年ほど前までは、ホテルのネット予約が行き届いておらず、
ホテル予約は電話での予約がメインでした。

電話予約では
電話を受けた人間が予約し忘れていたり、
他のスタッフと連携ができていなかったりで、
電話したにも関わらず予約が取れていないなんて事も以前はざらにありました。
(それでも当日、なんとか部屋が空いていれば泊まれるのですが、休日チェックインともなれば難しいかもしれません)

今ではWEB予約の環境が整っていますので、予約がされていないという行き違いは起こりません。

中国では、Ctripという予約サイトが有名です。
携程旅行网官网:酒店预订,机票预订查询,旅游度假,商旅管理 (https://www.ctrip.com/)

WEB予約が一般的になってからは、私もここから予約しておりました。
日時、部屋数、人数などを選んで検索、
日本のWEBでも見たことがあるようなフォームで、日本のそれと仕様はほぼ変わりません。

決済まで完了すると、予約番号が発行されますので、
それをプリントアウトし、ホテルの受付でパスポートとともに提示して、
保証金なるものを渡して、チェックイン完了です。

また最近のインターナショナルホテルでは、現地予約がとても簡単です。
フロントにタブレットが常備されていて、
中国語が分からずとも視覚的にも操作が分かりやすく簡単に予約ができてしまいます。

インターナショナルホテルと比べると、
市中のビジネスホテルは外観が綺麗に見えない事がありますが、
内装は外観からは一転、とても綺麗で宿泊して困る事は特にありません。

サービス面ではやはりインターナショナルホテルとは差がありますので、
クライアント様のアテンドなどでは、
WEBできちんとインターナショナルホテルを予約されるのが良いかと思います。

中国のWi-Fiは充実。日本から携帯電話の海外用simは不要?

 
中国語のWi-Fi の読み方は、英語音読そのまま「ワイファイ」です。
日本語と同じです。

中国では、空港やホテル、百貨店はもちろん、小さな飲食店でもWi-Fi環境が整ってます
Wi-Fiのない道中などでは通信はもちろん途切れてしまいますが、
海外から携帯電話を持ち込む際に、
simカードがなくてもある程度の場所ではネット環境にアクセスできるので大変便利です。

ただご存じの方も多いかと思いますが、グーグルサービスは中国では使えません
インターナショナルホテルなどの回線環境でしたらグーグルにアクセスできる所もありますが、
基本的には使えませんので、ご注意ください。

お会計の際のクレジットカード

お会計の際にも、要注意です。

予約のWEB決済の段階から、
セキュリティ上、登録するクレジットカードは常用しているものとは別のカードを使用しましょう。
カード詐欺に合う場面は少ないとは思いますが、念のための配慮です。

現地ではカードではなく、現金を使いたいところですが、
キャッシュレス化の進んでいる中国では現金が嫌がられる(高額紙幣などは偽物と疑われる)傾向にあります。

キャッシュレス決済のアプリとしては、
通販サイトを運営するタオバオの提供する決済アプリAlipayや、
メッセージアプリであるWeChat の提供するWeChat Payが主流です。
ただアプリの登録には、中国現地の電話番号が必要になりますので、出張のためにそれを用意するのは難しいかと思います。

可能であれば、現地での支払いは中国人の知り合い(おそらく常にどなたかと一緒に行動されているかと思います)に代理で払ってもらい、
後からまとめて精算の方が無難で宜しいかと思います。

ホテルの部屋の保証金?

中国ではチェックイン時に保証金を支払います。(だいたい1000~2000元くらいです)

この保証金は決済の取り扱いが難しく、
現金の場合は領収書をもらい、
クレジットカードの場合はカードで仮決済のようになります。

現金でお支払いの場合には、チェックアウトの際にそのままホテル代として相殺されることが多いですが、
クレジットカードでのお支払いの場合には、まず仮の領収書が発行されます。

チェックアウトの際には、ホテル代と2重請求されないように、
保証金を支払った際のクレジットカードのレシートが無効になっているか確認しましょう。

こちらから言わなくてもレシートが返却されますので
VOID 預授権 撤銷 (デポジット 無効)
上記の文字があるかどうか確認しましょう。
あればキャンセルが正常にされています。

無効の文字が見当たらなければ、VOIDと伝えて、
保証金・無効のレシートの返却を必ず作成してもらいましょう。

タクシーの運転手にホテル名が通じない?

中国滞在時に必ず用意しておきたいのが、ホテルの名刺です。
チェックインが終わったら、まず初めにホテルの名刺をもらいましょう。

中国ではタクシーをよく使われるかと思いますが、その際は地図付きのホテルの名刺が重宝します。

ホテルからのタクシー移動の際には、フロントでタクシーを呼んでもらえばよいですが、
外からホテルへの帰りには、知人の中国人にお願いして、
携帯電話からタクシー配車サービスのdidiを使い、タクシーを呼んでもらいましょう。

決済も明朗ですし、安心できるタクシー運転手にお願いすることが可能です。

昔は乗客が日本人という事で遠回りをするタクシーによく遭遇しました。
現在のdidiでは車内会話や通った道なども全て記録してあり、
何かトラブルが起こった時にはdidiの本社へ連絡すれば、すぐに記録を調べてくれ対応してくれます。

配車サービスでは金額が事前に決まっているため、
運転手さんはビジネス上、より多くのお客様を乗せるために、時間のかからないルートで運航してくれます。
便利かつクリーンな理想のサービスです。

その際に有ると重宝なのが、ここでもホテルの名刺です。
中国では、ホテルの名称が変わる事がよくあります。

中国語で場所を説明するのは難しいですし、
地元のタクシー運転手からすると、ホテル名が知っている以前の名称と違ったりすると、
正確に伝わらない事も多々あります。

そんなときでも、ホテル名が変わっていても、
ホテルの名刺にある地図があれば安心です 。

電圧の違いでドライヤー小爆発

今は電気製品も進化しており、以前よりも状況は改善されてはいますが、
注意しなければならないのが電圧です。

携帯電話の充電の際には、必ずコンセントを使うと思います。
その際はお使いの充電器が何vまで対応しているか確認し、電圧は気をつけておきましょう。

日本の電圧は100vですが、中国では220vです。

私は日本のドライヤーを中国で使用した際に、
電圧の違いから、ドライヤーを小爆発させた経験があります。

ピンクのドライヤーが黄色に光った時には、驚きとともに心躍りましたが、
待っていたのは、小爆発でした。

滞在先の電気製品の対応電圧がどれほどか、逐一チェックし、
変圧器は必ず持って行きましょう。

中国で携帯電話を紛失したら…

慣れない出張先でのこと、携帯電話の紛失も起こり得ます。

携帯電話は2台持っておくと安心です。
また出国前に、契約している携帯電話会社のカスタマーサポートの番号は控えておきましょう。

日本であれば落ち着いて対処できますが、
海外で携帯をなくすと、想像以上に焦ってしまい、冷静に判断ができなくなる事も考えられます。

携帯電話を無くしてしまったら、もう片方の電話ですぐにカスタマーサポートへ電話し、
利用を止めてもらいましょう。

人の多いところは特に警戒して、携帯電話はボディバックに入れるなどして、
常に目に入るところに置いておくのがおすすめです。
会食の離席時も肌身離さず、持ち歩きましょう。

↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑

いかがでしたでしょうか。
以上、私の経験した過去の過ち7つが少しでもお役に立てましたら、幸いです。

弊社では、中国語ネイティブ、中国語堪能な日本人の翻訳者が多く登録しており、
官庁様、多くの民間企業様よりご依頼をいただいております。

中国語の事で何かお困りごとなどございましたら
お気軽にお問い合わせくださいませ。

おわり

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