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JTC ブログ 豆知識 2026.03.13

やり直し語学の最強ガイド:
大人が効率よく外国語を習得するには?

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皆さまこんにちは。
通勤時には語学の音声を聞き流している営業企画部Sです。

外国語って、習得が本当に難しいですよね。
何度やっても覚えらない単語、終わりの見えない学習工程…
少し上達した自分を褒めながら、できない自分に落胆しながら、
より良い習得方法がないか…模索が続きます。

この記事では、「大人が第二言語として英語を学ぶ場合」の
効果的な学び方
を、
段階別に整理してご紹介します。

 英語習得の黄金5ステップ

①【Input】大量のインプット(理解できる範囲で)
原則:「理解できる英語を大量に浴びる
スティーヴン・クラッシェンの「インプット仮説」で有名な考え方です。

完全に理解できる必要はなく、「だいたいわかる」レベル。
たとえば、She speaks English fluently の一部fluentlyは分からなくてもOKだそうです。
参照:クラッシェンの第二言語習得における5つの仮説とその批判(第二言語学習理論と教授法③)
やり方例:
・英語字幕つきのNetflix、TED、YouTube(内容が好きなもので)などを視聴する。
・多読(簡単な洋書、graded readers、ニュース簡易版)する。
・オーディオブック+テキストをセットで聴く(耳+目)。

ポイントは、
理解できない単語を気にせず、全体の意味をつかむクセをつける。

②【Output】少しずつアウトプットを増やす
話す・書くことで記憶が強化される
インプットだけでは受動的なので、実際に言葉を「使う」ことが習得には必要です。

やり方例:
・英語日記(1日3行でもOK)
・AI(ChatGPTなど)と英会話練習
・英語でTwitter/Threadsに短文投稿
・オンライン英会話(レッスンより“会話”重視)

間違いを恐れずに
「伝わったらOK」の精神が大切。

③【Shadowing】音の習得(リスニングと発音の基礎)
シャドーイング=英語音声を聞きながら同時に発音する

英語の「音とリズム」を脳と口に染み込ませる方法です。

やり方例:
・NHKラジオ英会話、YouTube英語ニュース、Audible英語教材などを活用
・1文ずつ止めて、聞いたままマネする(1日10分でも効果大)
「意味より音」に集中して、
発音・イントネーションをコピー。

英語をマスターした方の話を聞いていると、発音が一番大事!発音から始めよ!という意見の方もいるほど、発音も大変重要です。

発音の仕方が4つある“あ”などは、日本人には発音が難しく、日本語英語がなかなか伝わらないのも当然という気になってしまいます。

参照:
英語の「あ」の発音は4種類もある! [ɑ] [æ] [ʌ][ə]の発音を紹介! – ー世界へのDOORー
英語の発音記号45個を徹底解説!【イラスト&音声つき】 | DMM英会話ブログ

④【Active Learning】脳を使う学習
単語を「覚える」より「使う・分類する・関連づける」

例: “run” → run fast / run a company / run late など「使われ方」を集めるのがポイントです。
また、単語帳を「読む」より、「口に出す・書く・使う」が定着率を高めます。

オンライン上で同じ趣味を持つ外国人の方との英語でのやり取りや、SNSで海外の方へ英語でコメントなど、
実際に英語を使用する
ことがとても効果的です。

⑤【Consistency】習慣化(最重要)
英語習得は「才能」より「継続時間」です。

おすすめ習慣づくり:
・朝の10分英語ニュース(NHK World / BBC Learning English)
・通勤時にリスニング、夜に日記でアクティブラーニング

“毎日15分×365日”
が、“1日5時間×1ヶ月”よりも確実に伸びます。

 言語学習への科学的アプローチ

①【反復学習理論(Spaced Repetition)】記憶の曲線に逆らう
人は24時間で約70%を忘れるが、
間隔を空けて復習すると記憶が倍増
するそうです。(Ebbinghausの忘却曲線)
参考: エビングハウスの忘却曲線 – 一般社団法人日本経営心理士協会

実践法:
• 1日後 → 3日後 → 1週間後 → 1か月後の復習サイクル
• 単語帳を読むより、“思い出すテスト”をする方が効果大(Active Recall)

②【多感覚統合(Multisensory Learning)】五感を使うと記憶が深まる
目・耳・口・手を同時に使うことで、複数の脳領域が協調し、定着率が向上するという研究も。
実践法:
• 聞きながら音読(リスニング+スピーキング+リーディング)
• 手書きで単語を練習(運動記憶を利用)
• 映像・画像・動作と関連づける(例:「run」を走りながら言う)
科学的根拠:
運動野と感覚野が同時活性化することで、記憶ネットワークの強度が高まる
参照 Paivioの二重符号化理論

③【情動フィルター理論(Affective Filter Hypothesis)】(Krashen, 1982)
不安・緊張・退屈が高いと、脳の言語処理がブロックされる。
その一方で、
楽しさ・安心・好奇心が高いと、吸収率が上がる。

参照:外国語学習における学習者の情意要因に関する考察

やり方例:
• 自分が「心から面白い」と思う教材を使う
• 学習の成功体験を可視化する(Today I learned…)

情動フィルター理論に基づくと、英語学習を目的にしたカフェなどへ行ってみるのも、
効果がありそうですね。

他には、下記のようなストイックな勉強方法も。

参照
海外居住&留学経験なしのスタートアップCEOが英語で営業できるようになるまでの勉強法|Hisashi Ito

とにかく毎日2時間の英語学習時間を確保するようです。
しっかり時間を測り、シャドーイング・スピーキング・単語と全方位で毎日みっちり。

 まとめ

身につき方・学習方法に関しては様々な意見がありますが、
どの方法もやり続ける!が共通した大前提。

私は中国語を長く学習しているのですが、語学学習においてセオリーとされる文言があります。
それが“多口斤、多説” = “たくさん聞いて、たくさん話す“ です。
民族性が表れているような、とても直球な理論ですね。

“たくさん聞いて、たくさん話す”を継続しながら、
脳の記憶の定着に対して、
科学的に効率よいアプローチ
をしていく、
という方法が、大人の第2言語の習得においては非常に良いようです。

皆さまの言語習得の一助になれば幸甚です。

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