受注案件のご紹介 翻訳発注時のヒント キャンペーン

受注案件のご紹介 翻訳発注時のヒント キャンペーン 2025.08.25

算数・数学の教科書翻訳サービス(英訳)

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授業現場でそのまま使える、正確で分かりやすい英訳教科書――
数学に明るいネイティブ翻訳者とベテラン校正者が連携し、著者の先生と綿密にすり合わせながら、安心して使える翻訳をご提供します。

教科書翻訳、こんな課題に直面していませんか?

  • 用途に適した翻訳者が見つからない
  • 数学用語の訳語選定で、著者と翻訳者の認識がずれる
  • 似た文章でも表現が統一できず、校正に時間がかかる
  • 200ページ超の教材翻訳で工程管理が難しく、修正反映漏れが発生しやすい

教科書翻訳は単なる言語置き換えではなく、専門性と統一性が求められます。
授業での使いやすさや生徒の理解に直結するため、ミスや不統一は大きな影響を与えます。

「教科書翻訳」とは?

算数・数学の教科書翻訳サービスとは、日本語の教科書原文をもとに、英語などの外国語に翻訳し、授業でそのまま使える形に仕上げるサービスです。
弊社では教科書の翻訳作業にあたり、
著書の先生との校正を行き来しながら、分かりやすい教科書となるよう
英文をブラッシュアップさせていきます。

算数・数学の教科書の英訳で気を配ること①訳語の選定

訳語の選定は、非常に重要です。
ネイティブ翻訳者だからこそ、言葉一つ一つの定義を私たち翻訳会社が改めて確認する必要があります。
その一方で、著者の日本人の先生と、翻訳言語の持つ背景もふまえての訳語選定を丁寧に行います。
言語の定義も、各国語で必ずしも同じではなく、言語の定義から双方での意識合わせが必要です

算数・数学の教科書の英訳で気を配ること②表現の統一と工程管理

教科書の翻訳では、厳密な校正が必要となるため、表現の統一と工程管理が重要です。

理想的な作業工程は翻訳→校正→レイアウト編集→再校正という流れです。
ただし、教科書1冊を一気通貫で翻訳→校正→レイアウトという流れではなく、
章ごとなど小さく分割して、翻訳しながら進行していきます。
200ページほどある翻訳文を一度に校正するより、分割して進行した方が修正案を適時反映でき、作業が円滑になるためです。

なお、巻末には索引が出てきますので、始めにここから訳を確定していくと、
訳語や表現の統一がしやすく、翻訳やチェック作業の負担が軽減できます。
そのため、索引から訳すのが翻訳会社としては好ましい作業手順と言えます。

お勧めしないのは、納期を優先して前章の修正を待たずに次章へ進む進行です。
この進め方では、修正の反映が一章分遅れ、結果的に二度手間や不要な重複修正が発生するリスクがあります。

このような事態を防ぎ、円滑に進行するためには、必ず前章の修正を反映してから次章の翻訳をスタートすること。
納期に十分な余裕がない場合は、翻訳の修正案の反映をできる限り早急に行い、齟齬を最小限に抑えることが重要です。

算数・数学の教科書の英訳で気を配ること③用語集の作成

最初に巻末の索引から訳し、エンドクライアントの協議の上で用語集を作成していくというお話はすでにしました。これは、修正の際にも作成されます。
決定した最終案に沿い、修正用語集を作成
翻訳者に随時フィードバックし、最終確認にも使用されます。

また算数や数学の教科書では、単語だけでなく、“解を求めよ”“式を解け”のような似たような表現がでてきますので、表現を統一すべく、こちらも用語集へ追記していきます

そしてもちろん、練習問題の表記と教科書後方にでてくる答えのページの表記を統一しないとなりません。
細かく問題と答えを行き来しながら、齟齬がないかチェックします。

このように、教科書翻訳では長文かつ大量な文に対して、過去に指示した修正案を、次章以降も繰り返しチェックしていきます。

クライアント側でも指摘忘れなどが発生することもありえますので、修正案に関しても双方の認識のすり合わせが、大変重要です。

算数・数学の教科書の英訳で気を配ること④誤植対策

皆さまが購入された本やテキストでもお気づきになることがあると思いますが、
どれほど注意して編集やチェックをしていても、誤植や脱字が生じてしまうことがあります。
ボリュームが大きくなればなるほど、そのリスクも相関して増えていきます。

翻訳者、チェッカーはもちろんのこと、レイアウト編集、クライアントが気を張り詰めて確認をしても起き得るのが、誤植や漏れなどのミスです。
これにはできる限り、見る目(見る人数)を増やすことで、対処しています。
弊社では翻訳者・チェッカー・編集者・営業担当者が確認し、クライアントに納品しています。

納期までのスケジュール

教科書翻訳のスケジュールは、半年から一年と十分に校正する時間を確保するのが理想です。
翻訳→校正→レイアウト編集→再校正という流れで、200ページほどの教科書1冊につき、半年というリードタイムの感覚です。

翻訳テキスト初稿を完成させてから、レイアウト編集作業へ進みますが、
ここでも再校正の時間をきちんと確保することをお勧めします。

教科書という特性上、日本語教科書と1対1になるように編集される必要があり、また数式で使用するフォントと文章上にでてくる数字フォントを統一するか否かなど、引き続きクライアントとのすり合わせが必要です。

まとめ

このように、教科書翻訳にはすべての局面で細かなすり合わせと工程管理が必要です。
関わるすべての人が、すべての工程で適切な用語の採用、表現の選択を常に意識しつづけ、ミスの再発や修正漏れに留意することで、はじめて教科書の英訳版が完成に向けて、うまく歯車がかみ合いだすのだと、担当者として感じています。

日本翻訳センターは、これまでの実績と細かなチェック体制で、正確さと読みやすさを兼ね備えた英語版教科書作成をサポートいたします。

ご依頼の流れ、費用について

○ご依頼の流れ

1. お問い合わせ
ウェブサイトフォーム、またはお電話でご連絡ください。
2. ヒアリング・原稿確認・無料お見積り
テキストのご用途・ページ数・言語・納期を確認し、費用とスケジュールをご提  案します。
3. ご発注
4. 翻訳・校正
5. レイアウト編集・再校正
6. 納品

○費用について

作業 ご料金の目安
翻訳 1ページ(原文450字ほど) 7,000-9,000円
レイアウト編集 1ページ ※ 7,000-12,000円

※ 可変データの有無などにより変動します。

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