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JTC ブログ 受注案件のご紹介 実績 翻訳発注時のヒント 2025.10.10

動画の翻訳が必要になったら、どのように依頼すればよい?
字幕・ナレーション別に翻訳会社が解説

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皆さまこんにちは、営業企画部のIです。


ここ数年、動画の翻訳依頼をいただくことが増えています。

でも実際、翻訳会社にはどのように依頼すればスムーズなのでしょうか?

今回は、すでに動画翻訳が必要な企業のご担当者さまにも、これから必要になるかもしれない部署の方にも、「動画翻訳をスムーズに翻訳会社に依頼するポイント」を、わかりやすくお伝えします。

 なぜ動画翻訳の需要がある?

ここ数年で、動画コンテンツがとても増えています。
YouTubeなどの動画サイト、X(旧Twitter)やInstagramなどのSNSでも動画が頻繁に投稿されています。
それだけでなく、企業のウェブサイト、製品説明から、広告など、あらゆる場面で動画が活用されています。

Wyzowlの調査によると、動画をマーケティングツールとして使用する企業の割合は、2020年頃の約85%から2023-2024年には91%へ増加し、2025年も89%と高水準を維持しています。
※参照: グローバル動画マーケティングの採用率(Wyzowl調査)
https://wyzowl.com/video-marketing-statistics/

また、HubSpot Research等の研究によると、テキストのみよりも、映像と音(音声)で伝える方法の方が圧倒的に受け手に好まれるようです。
※参照: RETAIL DIVE 72% of consumers prefer videos to text marketing
https://www.retaildive.com/news/72-of-consumers-prefer-videos-to-text-marketing/524161/

特に忙しい現代人は、時間がなくてテキストをじっくり読む時間がなかったり、
読み始めても面倒になったりすると、途中でやめてしまう可能性が高いとか。

わかる気がしますね。みなさんも心当たりがあるのではないでしょうか?


一方、それらをわかりやすく伝えてくれるのが動画という存在なのでしょう。

なるほど、だからこそ、
海外向け、国内向け問わず、動画翻訳のニーズも高まっているということなのですね。

 動画翻訳の主な種類

一口に動画翻訳といっても、「字幕翻訳」、「動画翻訳」、「映像翻訳」、「映像字幕」など、
呼び方もさまざまですが、大きく次の3つのケースに分けられます。

① 書き起こしテキストありの場合
② 書き起こしテキストなし、動画のみ(字幕なし)
③ 書き起こしテキストなし、動画のみ(字幕あり)

字幕を翻訳したいのか、ナレーションをつけたいのか、テロップを入れたいのか等も、ご相談の際に確認したいポイントです。
それでは、それぞれの依頼方法を見ていきましょう。

 種類別の依頼方法

①書き起こしテキストありの場合
最も費用も時間も抑えやすいケースです。
既に文字を書き起こしたテキストがあるので、テキストファイルを提供してください。
場合によっては、そのテキストの翻訳だけで完結する場合もあります。

ただし、可能な限り、参考として動画自体も提供していただくことをおすすめします。
動画翻訳では、通常の翻訳とは異なり、動画の中の状況、登場人物の表情や声のトーン等、文脈を把握して翻訳することが必要だからです。

翻訳者は、情報がテキストだけでは、動画の情景や意図を掴みきれないこともあります。
動画を参照することで、どんなシーンで何を伝えたいのかを、初めて把握できることがあります。


前後のシーンや、どんなトーンの字幕(ナレーション)が必要なのかがわからないと、
翻訳されたテキストを、その後に動画に組み込んでも、受け手である外国の方々に、きちんと意味が通じなかったり、違和感を与えてしまったりすることにも繋がりかねません。

②書き起こしテキストなし、動画のみ(字幕なし)の場合
動画しかない場合には、まず「文字起こし(音声起こし)」の作業が必要です。
多くの翻訳会社では、この工程も含めて対応可能です。
手順としては、
1.動画から音声を文字データに起こす
2.そのテキストをもとに翻訳する
という流れになります。

一見、「直接動画を見ながら翻訳すればよいのでは?」
と思われるかもしれませんが、翻訳内容の確認・修正のためにも
ほとんどの場合、まずテキスト化をしてからスタートします。

③書き起こしテキストなし、動画のみ(字幕あり)の場合
基本的には②と同じです。
「字幕あり」の場合、文字起こしの工程を簡略化できるケースもあります。そのような場合は、コストや時間が若干短縮できることもあります。

 番外編(ナレーション録音について)

動画によっては、外国語字幕を付けるだけでなく、「音声も付けたい」とご要望をいただくことがあります。
それがナレーション録音です。

例えば、博物館ガイドのナレーション音声で外国語版を作りたい場合、プロのナレーターによる音声録音を行い、翻訳とともに納品することが弊社では可能です。

ナレーション録音の詳細については、また別の記事でご紹介したいと思います。

 おわりに

いかがでしたか?

動画翻訳を依頼する際の、流れやポイントをご理解いただけましたでしょうか?

日本翻訳センターではこれまでに、以下のような動画翻訳を数多く手がけてきました。

・企業、官公庁、地方自治体の紹介動画の字幕、研修・講習用動画の字幕、
・ドラマ字幕、予告編字幕、企業コマーシャル、ニュース映像翻訳、テレビ番組の字幕、
・インタビュー字幕、商品説明用動画字幕、インバウンド向け動画字幕、
・YouTube掲載用動画字幕、各種ナレーション 等々

字幕翻訳からナレーション録音まで、お客様の目的やご要望に応じて、柔軟に対応いたします。

日本翻訳センターは、
日本から海外へ情報発信し、新たな海外顧客とのつながりを築く企業を応援します!

お見積り・ご相談は無料です。
ぜひ、お気軽にご相談ください。

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おわり

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