JTC ブログ

JTC ブログ 2025.06.13

日本の味を世界へ

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皆さまこんにちは。

昨年、マスカット狩りに出かけ、
採れたてのシャインマスカットこそが、フルーツの王様と思い直した営業企画部Sです。

日本の農産物や食品は、いま世界中で注目を集めています。
とくにアジアや欧米では、「安全・高品質・おいしい」と高評価を受けており、
多くの日本企業が海外展開に挑戦しています。
しかし、実際に食品を輸出しようとすると、言語の壁、各国の法規制など、
多くのハードルが立ちはだかります。

農産物、食品の輸出に関してのハードルになることを少し、ご紹介いたします。

農作物を輸出する際の主な障壁

– 植物検疫と輸入許可

輸出先国の植物検疫制度により、以下の手続きが必要となる場合があります:

• 植物検疫証明書の取得:輸出国(日本)での検査を受け、証明書を発行してもらう必要があります。
• 輸入許可証の取得:輸入国での許可が必要な場合があります。

これらの手続きは、輸出先国ごとに異なるため、事前に確認が必要です。
詳しくは、農林水産省の輸出植物検疫制度をご参照ください。
植物を海外から日本へ持ち込む場合の規制:植物防疫所

– 残留農薬基準の遵守

輸出先国では、農産物に含まれる農薬の残留基準が定められており、
これを超えると輸入が拒否されることがあります。
輸出先国の基準を満たすためには、農薬使用の管理や栽培方法の見直しが必要となります。

– 品質保持と輸送

青果物は、鮮度が重要です。輸送中の温度管理や包装方法に注意が必要です。
適切な温度管理や鮮度保持技術を導入することで、
品質を維持し、輸出先での評価を高めることができます。

食品を輸出する際の注意点

食品を輸出する際に避けて通れないのが各国の設ける規制に準じる「正確な表示」です。
• 原材料名
• アレルギー表示
• 栄養成分表

様々な障壁がありますが、
これらの対策をしっかりされて農産物や食品の輸出に成功されている事例がたくさんあります。
大手企業だけではなく、中小企業でも存分に商品の魅力を海外に伝えることに成功しています。


引用: 成功事例インタビュー|GFP 農林水産物・食品輸出プロジェクト

こちらの日本政策金融公庫のサイトでは、更に詳細な情報が載っています。


2154430_海外展開事例集_農林水産物の輸出事例集.indd

リンゴ、米、お酒、牛肉、さつまいもなど、
様々な情報が開示されていて、輸出成功までのフローがとても想像しやすいです。

翻訳会社でお手伝いできること

各国の規制に準拠しつつ、下記媒体では現地の消費者にわかりやすく、魅力的に伝える必要があります。

• 成分表示やアレルギー表示の多言語翻訳
• パッケージやパンフレットのコピー翻訳
• 海外企業とのやり取りのためのメールや契約書翻訳

商品にまつわる表示から、展示会でのパンフレットの翻訳、その後の契約書類など、
言語に関する障壁を、弊社でサポートいたします。

また、海外向けの表記やパンフレットの内容などが、
使用予定の国や読み手の文化圏でタブーな表現になっていないかのネガティブチェックのご相談にも対応しております。

また近年増えてきているAI翻訳をお使いの方、その訳文に不安などありませんか。
内容が適切に訳されているか不安、、
チェックはしているが自然な訳文になっているか、、
チェック作業の負担が大きい、、など、
お困りでしたら弊社にご相談ください。

弊社では、AI翻訳後のチェック作業も承わっております。
ポストエディット – 日本翻訳センター

食品・農作物の輸出を考えておられ、言語関連でお困りの方、
ぜひ一度 弊社までお問い合わせくださいませ。

おわり

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