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翻訳発注時のヒント 2020.12.04

【よくあるご質問シリーズ】
日本翻訳センターにおける「チェック」とは?

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皆さまこんにちは、日本翻訳センター広報担当Mです。

12月に入り、寒さが本格的になってきましたね。
先週までは暖房を使わず、もこもことしたマフラーやブランケットにくるまって頑張っていたのですが
最近は寒さに耐えかねてオイルヒーターのお世話になっています。

これひとつで部屋中快適です。

さて、本日は【よくあるご質問シリーズ】から「チェック」に関してお話をいたします。

よく「チェックはお願いできますか?」とお問い合わせをいただきます。
弊社社名は「日本翻訳センター」、
一見「翻訳」が対応分野のようにも見えますが、もちろんチェックのみの対応も可能です。
安心してご連絡くださいませ。

【よくあるご質問シリーズ】日本翻訳センターにおける「チェック」とは?

目次
◆ 「チェック」とは
◆ チェックの種類と特徴
・対訳チェック
・ネイティブチェック
◆ チェックをするのはどんな人?
◆ 依頼のコツ
◆ おわりに

チェックとは

まず「チェック」とはどのような作業でしょうか。

弊社では主に以下の項目でチェックを行っています。

  • 訳抜けがないか
  • 誤って訳していないか(誤訳)
  • 文法・表記等のルールに沿って訳しているか
  • スペルミス、タイプミスはないか
  • 指定されている用語や表現で訳されているか
  • 文章を読んでいて自然な、読みやすい訳となっているか

このように見てみると「チェック」は
翻訳した後の文である「訳文」にとってとても重要な工程で、
「チェック」の工程があることで、文の完成度・品質を高めることができます。

チェックの種類と特徴

日本翻訳センターではチェックを2種類に分けております。
対訳チェック」と「ネイティブチェック
この2種類のチェックについてこれから説明します。

〇対訳チェック

特徴:内容の確認に重点をおいてチェックをします。

原文と訳文を比べて、訳抜けはないか、原文から誤って訳していないかをチェックするので
訳文の内容をより正確にしたい場合にこちらをオススメしています。

実際使用例
・対外契約資料を社内で翻訳を行なった際に、
書面上の訳抜けや誤訳、スペルミスなどの有無を確認するチェック作業
・製品取り扱い説明書などの用語の統一確認や、訳抜けがないかのチェック作業

〇ネイティブチェック

特徴:文法的に正しく自然な訳文かどうかの確認に重点をおいてチェックをします。

基本的には訳文のみを見て、文法・表記等のルールに沿って訳しているか、
自然な訳となっているかをチェックするので、
ネイティブが読んでも違和感のないより自然な文としたい場合にこちらをオススメしています。

実際使用例
・日本人が海外向けプレゼンテーション資料の翻訳を行なった際に
ネイティブが読んでも不自然な表現ではないかを確認するチェック作業
・研究論文を外国向けに発表する場合に、適切な文法表現かを確認するチェック作業

翻訳する内容や使用用途等のすり合わせを事前に行うことで、
どちらのチェックを行うのがふさわしいか、もしくは両方のチェックを行う必要があるのか等を精査していき、
より高品質で納得いただける文章へ仕上げていくことができます。

チェックをするのはどんな人?

対訳チェックであれば、原文と訳文の両言語に素養のあるチェッカー
(例:日本語から英語へ翻訳する場合→日本語と英語の両言語に素養のあるチェッカー)
ネイティブチェックであれば、チェック対象の言語を母国語として使用するネイティブのチェッカー
(例:チェック対象が英語の場合→英語のネイティブがチェッカー)がチェックを行います。

また弊社では専門・ジャンルでもチェッカーを分けています。
契約書、金融、建築、土木、科学等々

専門的な文章となると中には専門用語もありますので、その点も対応してもらえるかどうか心配ですよね。
弊社ではジャンルごとに強いチェッカーがチェックを行いますのでご安心くださいませ。

依頼のコツ

実際にチェックをご依頼される場合、
以下の点も合わせてお教えいただけますと、よりご希望に沿ったご提案ができます。

〇用途

ビジネス書類やプレゼンテーション資料、論文に広告など、訳文の用途は多岐にわたっています。
そのような中、この「用途」はチェック作業の方向性に大きく関わってきます。

例えば、本当はプレゼン資料用の訳文だったけれど、
論文向けのチェックが入ってきてしまったら困りますね。

始めに用途を「プレゼン資料」とお伝えいただければ、
プレゼンテーションに効果的な表現や、言い回しなどのチェックを行うことが可能となります。

〇専門・ジャンル

大体は訳文を確認して判断できるのですが、
中には分類の判断に迷うとても難しいジャンルのものもあるかと思います。

ご相談の始めの段階で、専門やジャンルがお分かりでしたらお伝えいただけると
よりその分野の専門知識や素養のあるチェッカーがチェックを行えるように進めることができます。

〇希望のチェッカー

実はチェッカーを指名される方も多くいらっしゃいます。
原文を作ったのも翻訳したのも人間、それをチェックするチェッカーも人間なので、
チェックに相性があることもあります。

ご依頼の訳文に対して相性が良いと思えるチェッカーに出会えたら
より希望に沿った文章に仕上がる可能性が上がりますので、ぜひその旨をご連絡ください。

次回より、そのチェッカーが担当チェッカーとして対応させていただきます。

おわりに

種類やコツ等、今回は「チェック」に関してお話しましたがいかがでしょうか。

ご要望、ご質問等ございましたら、お気軽にご連絡くださいませ。
お問い合わせをお待ちしております。

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お問い合わせはこちらから

おわり

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